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エアフロー信号補正装置の取付け
DataSysytemのエアフロー信号補正装置 EFC930 を入手できたので、早速取りつけてみました。
右が、EFC930です。
1000、4000、7000回転付近で+−20%の調整と2500、5500回転付近で+−4%の微調整ができます。エアフローの信号を弄って燃料噴射や点火時期マップの参照位置をずらしているだけなので、純正ECUの制御範囲以上のことはできないのですが、中間域のフィーリングをちょっと弄ったりするのにはよさそうです。
あと純正O2センサーの信号を利用した簡易A/F表示機能付で、セッティングの目安なります。
正確なA/Fを表示するわけではないので、あくまで目安ですけど、感だけに頼って闇雲に弄ってエンジン壊しちゃうよりは良いかも。
EFC930
ECU まず、ECUへの配線を探します。E5x系は、センターコンソールの奥にあります。
センターコンソールの運転席側サイドパネルを外すと、右の写真のように鎮座しておられます。
E74A/84Aの場合(他のグレードも同じかも?)、さかさま?に取付けられているので、配線図(カプラ−)も180度ひっくり返して見ないと、わけわかんなくなります。
EFC930では、エンジン回転数(点火信号)、O2センサ、吸入空気信号の三つが必要です。
配線を行う前に、そのままでは作業しづらいので、手前のステ−を外し、配線に巻いてあるテープをはがしておきます。ECUからコネクターを抜いたほうがやりやすいです。
右は、エンジン回転信号とO2センサーからの信号の取りだしを行っているところで、この手の機器を取付けでは、取説には付属のエレクトロタップなるものを使用するようになっているものが多いと思いますが、接触不良などがあると致命的ですので、きっちりとハンダ付けすることをお勧めします。2,3mm皮膜を剥がした所へ、信号を取り出す配線を2周ぐらい巻きつけラジオペンチでギュっとつまんだ後にハンダ付けすればOKです。後は、ビニールテープ等でしっかり絶縁するのも忘れずに。

配線
配線(ハンダ付け)
配線(キボシ) 空気信号の配線は、割り込ませるように配線するので一度切断し、キボシを付けるのですが、狭い場所なので、作業がやりづらいと思います。こんな場合は、左のようなキボシつき付の線を予め作成しておいて切断した配線にハンダ付けすると簡単にできます。
エンジン回転信号とO2センサーからの信号も同様にキボシ付の配線を用意して配線すると、後々取り外すような時に便利です。
配線が完了したら、ECUから抜いたコネクタを戻し、テープを剥がしたためにバラバラになった配線をまとめます。また、何かトラブル等で配線をチェックしなければならない時に、何の配線か一目でわかるように、ECUから取り出した配線にラベルを張っておくと良いかも。
コネクタの配線位置は取り説にもありますが、念のため、配線図をディーラーでコピーしてもらって、色と位置を確認したほうが良いとおもいます。

6A12(E74A)の配線は
白(銀の点線):回転信号
白(灰):O2信号(皮膜が太い)
白/黒線:空気信号
でした。
配線完了
取付け後 本体は、センターコンソールに入れてみました。とりあえず、L -2%/M -2%/H 0%
で様子を見ていますが、ノーマルECUは結構濃い目の設定みたいでマージンは大きそうです。
アイドリング状態ではO2センサーのフィードバック制御が入ってるので、Lのダイアルを弄ってもほとんど変化はありませんが、多少アイドリングがふらつくので、変化があれば動作はOKと言ったところでしょうか。
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