MT-09 のメーターは回転数がバーグラフで表示されるのですが、乗車位置からだとただでさえ小さい目盛りの数字が淵の部分の陰に半分ほど隠れてしまったりインジゲーターも横並びでちょっと見難いのが玉に瑕。
画像はヤマハのカタログより引用
購入した直後に、デイトナなどから出ている電気式のアナログメータを追加でつけようと思いちょっと調べてはみたのですが、サービスマニュアルで配線図を確認したところ、どうやらスピードや回転数、水温などの表示は、ECU から OBD2 のシリアル通信(CANBus)で取得しているらしくメーターの配線に直接回転信号がきてないっぽいんですね。
シート下にある診断コネクタから CANbus を拾えば、OBD2に対応した Pivot のタコメーターを動かすことも出来そうだけど、スケールが足りないし防水じゃないので水がかかったらアウト。回転信号を取るには、タンクの下にあるECUから出てる点火信号の配線から分岐するか、キルスイッチの配線がイグニッションコイルへの電源供給になっているので、ロジックIC使ってパルスの取り出しと分周(1/3)する回路を組むか、はたまた、CANBus アダプタや Arduino あたりで自作して回転信号を取り出す手もありますが、そこまでお金や労力をかけてまでするほど困っているわけでもないし、ノイズがトラブルの元になるのも嫌だったので断念しました。
そんなこんなで、まぁしょうがないか...
とあきらめていたところ、KOSO から 純正と入れ替えるだけで使えるこんなメーターが出ているのを発見。カラー液晶で表示も大きくコレいいなぁと思いましたが
$649.95 ≒ 9万ちょい (145円/$ で計算) もするんですね。
メーターが故障して交換しなければならないようなことがあれば考えなくもないけど、それだけあれば、別の物に投資した方がよいな。
2025/6/23 – 一部訂正:K-Line は3Pinの診断コネクタを採用しているモデルで、4Pin の場合は CANbus でした。
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