新しく購入した、TAMRON 100-400mm F4.5-6.3 。D500 のAFセンサーは F5.6と中央部の1点のみF8に対応なので、テレ端で F6.3 の 1.4倍にすると F9 になってしまいAFは使えないですが、物は試しで 560mm にできないかな?と...ミラーレスに移行ちちゃえば子のしがらみからも解放されるんですけどね。
Nikonのテレコンは、バヨネットに小さな爪が追加されています。
で、対応するレンズ(左)にはこの爪が入る切り欠きがあって、非対応のレンズ(右)には装着できないようになっています。購入した TAMRON のレンズは後者なので装着できず。TAMRON から専用のテレコンも発売されていますが、物は試しで使うためだけに買うには、中古でもちょっと値段が...
そこで、かなり古いけど、所有しているNikonのテレコンを非対応レンズにも装着できるように加工してみました。
まずは 4本のネジを外して、バヨネットのマウントをテレコンから取り外し。
取り外したマウントを、ロータリーテーブルにセット。
フライスで内周のカーブに沿って切削。切り粉を完全に除去して元に戻せば作業完了。
綺麗に削り落とすことができました。
これで、後玉と干渉しないことにさえ注意すればテレコン非対応のレンズでも装着可能です。。
実際に、TAMRON 100-400mm F4.5-6.3 に装着してみると。まぁ予想通りテレ端ではほぼ使えませんね。解像度も落ちる上に動きは遅く極稀にまぐれで合焦する程度。少し広角側に戻せば遅いなりにも使えますが、テレコンつけた意味があまりないので、このレンズはそのまま使うのが吉のようです。
とりあえず、F5.6までのレンズなら何とか使えるかな?といったところ。良いお遊びになりました。将来的に、Zシリーズを購入するようなことがあれば、マウントアダプターを介してFマウントレンズを使うときには役に立ちそう。その時は、2倍のテレコンが TC-20EⅡとTC-20EⅢの二つあるので、EⅡの方も同様に加工してみるか。
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