OS・アプリ

Windows 8 Developer Preview

Windows 8 の Developer Preview がリリースされたので,テスト用も兼ねて,職場の PC の仮想環境にインストールしてみました。

 

始めに,VMWeare で試したところ,64bit 版ではセットアップ開始後に仮想環境で対応していないシステムコールを呼び出しているらしく,仮想環境ごと異常終了。32bit 版ではハードウエアが要求スペックを満たしていない折のメッセージが表示され,インストールが中断されてしまいました。

それならば, 同じ Microsoft 製で XP モードにも使われている Windows Virtual PC なら相性もよいのでは?と試したところ,まったく同じ結果に終わりました。

そんなこんなで,ちらほらとネット上に上がっている情報を見ると,VM VirtualBox でインストールに成功したとの報告があったので,早速挑戦。64bit 版は相変わらずでしたが,32bit 版はすんなり成功です。要求スペックに DirextX9 以上が必須になっていて,試した仮想環境では,VitualBox だけが,DirectX に対応していることから,そのあたりのチェックに引っ掛かっているような気がします。

 

とりあえずインストールは完了したのですが,ネットワークが認識されず四苦八苦。VirtualBox 上の仮想デバイスに設定されているネットワークカード 「PCnet-FAST III 」 のドライバが,OS にバンドルされていない為,仮想環境の設定を変更。

環境設定のネットワークで,アダプタ タイプをデフォルトの 「PCnet-FAST III 」 から 「Intel Pro/1000」 に変更。今度は,あっさり認識しました。 割り当ては,ホスト OS と同じネットワーク上に見えるようにしたかったので 「 ブリッジ アダプタ 」としています。ここは, 「 NAT 」のままでも大丈夫だと思います。

 
タイル状に配置されたスターとメニューから,アプリを起動すると…

ドーンと全画面表示で起動。Sudoku の画面は,キャプチャ時にホスト側で Aero の効果を切るのを忘れてウインドウ枠が見にくくなってしまいました。面倒なのでそのまま。 ;-p

操作感は,ホスト PC がちょっと前の Core2Duo 2.6GHz/Mem 4GB というのスペックなので,動きが緩慢な上に,ベータ版かつ仮想環境ということも影響しているのか,頻繁にハングアップするのが玉に瑕です。また,従来のデスクトップ画面も使えるのですが,スタートボタンや Windows キーでタイル表示のメニュー画面に切り替わってしまうので操作に慣れるまでかなり戸惑いそうです。

 

このユーザインタフェースは,タブレットやスマートフォンなどの小さいタッチパネルを持つ画面では使いやすそうですね。反面,デスクトップPCなどの大きな画面+マウス操作には向いていない感じです。


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