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EQUAL-PULLEY で11S化

以前,シマノ9Sコンポを カンパのレバーとEQUAL-PULLEY を使用して10S化した後,パーツは揃えたものの,2点ほど懸案事項があり保留してた11S化を決行しました.

11S化するに当たり,まず 11S用チェーンで9Sダブルのフロント回りが行けるかどうか.

シマノの公式には互換性が無いことになっていますが,他のメーカの物では 9S/10S/11S で共通の物も多く,現在10Sでも普通に使えているので問題なさそう.(※と思いましたが,FDが対応しきれませんでした)

もう一つは,ディレーラーとスポークの干渉.これは実際にセットしてみないとわからないので,ダメもとで作業開始.

11S用と9S用のフリーボディーでは,スプラインの深さが異なり(11S用の方が1.85mm深い),9S用フリーボディーに11S カセットを取り付ける場合,フリーボディーかカセットのどちらかを1.85mm削る必要があります.

で,フリーボディーは失敗したら後戻りできないので,素直にスプロケット側を削ります.

プロクソンのフライスにターンテーブルをセット,カセットをまとめていたプラスチックパーツを治具にしてセンター出しをしました.セットできたら,スプライン部分の出っ張りから1.85mmの深さでサクサクっと切削.ハブのフランジ部分と干渉するかもしれないので,少し広めに削っています.


ひとまず,カセットだけ交換してディレーラーを調整.心配していたロー側でのスポークとの干渉もなくひと安心.

ディレーラー側の懸案はクリアできたので,次はシフターを10S仕様から11S仕様に切り替えます.

EQUAL-PULLEY を10S用(赤)から11S用(金)に入れ替えてワイヤーを張り直したら完成.
変速は,やはりカッチョン・カッチョンって感じですね,ちゃんとした組み合わせのコンポで組んでいないので,まぁそんなもんでしょう.

ちなみに,10S の時と同じ 12-25 のセットで変速時の差を少なくする方向に振りました.

CS-5700 10S 12-25
12-13-14-15-16-17-19-21-23-25

CS-6800 11S 12-25
12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25


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